5:思想

お金のない世界は可能か、世の中の在り方を考える

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「世の中からお金が無くなる」とか、「お金が必要では無くなる」といった話をよく聞くようになりましたが、「お金のない世界」というのは果たして可能なのか

これから先「お金が必要ない世界」に移行するのか、お金の代りに何が大切になってくるのか、これからの人の生き方について考えてみたいと思います。

・お金とは何か

今の世の中は「お金」という便利な「価値交換のツール」によって成り立っているもので、多くの人が「お金には価値がある」と信じているので

「お金」は「必要なもの」「価値の有るもの」「可能性を広げるもの」「選択肢を増やすもの」として流通していますよね。

事実、お金によってライフスタイルが変わったり、お金を使って様々な経験をすることが可能なので、「お金を求めること」自体は自然なことだと思いますが

お金は「欲を増長させる」ことに繋がることもあるので、「お金を沢山持っている方がいい」とは言い切れない部分もあります。

「お金のない世界」で生きる為には、多くの人が「お金で買えないものの方が重要」だという認識に変わることが重要になりますね。

・人の仕事は無くなるか

これから先、AIの普及によって「人の仕事が無くなる」という話題もよく聞きますが、世の中が便利になって、今まで人がしていた仕事を人がする必要が無くなると言われると

多くの人が疑問に思うのは「人はどう生きていくのか」ということ

「働いて稼いで、稼いだお金で生活する」という今の世の中が「働けない稼げない、稼げないので生きていけない」ようになる、というイメージは簡単に出来ますが

流石にそれでは世の中が回らないので、ベーシックインカムの導入が必要になるか、人の仕事の多くが創造的なもの(アート)やコミュニティ関連になるかと思います。

そこまでに何年かかるかは分かりませんが、2045年までにシンギュラリティに到達するというのがよく言われているので、AIの普及と共に、人の生き方、働き方は大きく変わることになりそうですね。

人の生き方、働き方は時代と共に変わるものなので、そうした変化を受け止めることで、人はもっと楽に生きることが出来るのではないかと思いますが

「変化に対する恐れ」もあるので、一人一人の意識が変わることが大切になりますね。

・働かなくても良くなった時、人は何をするのか

「生きる為に働かなければいけない」時代から「働かなくても生きていける」時代になると、「いかに生きるか」が、より重要な事になってきます。

自分自身で目標を掲げてそれに向かって行動出来る人は良いですが

そうでない人の場合は、働いていた方が健康的に生きることに繋がるかもしれませんし、働く事で社会との繋がりを感じる事も出来ますよね。

「適度なストレス」や「緊張感」が無いと怠慢・堕落に繋がってしまう可能性があるので

「お金のない世界」を回す為には、多くの人が「自己管理」が出来ることも重要になりますし、そうした意識が全体に行き渡ることが必要になりますね。

・「働かないと生きていけない」ような「危機感」の代わりが必要

「働かなくても生きていけるとしたら何をするか」

「どれだけ使っても無くならない程のお金があるなら何をするか」

人によって答えは様々だと思いますが、「働かなくても生きていけるお金があるなら働かない」ことを選択する人が多いなら

「働かなければ生きていけない」世の中の方がいいかもしれません。

「お金のない世界」で、人が平和に生きていく為には「働くことが好き」とまではいかなくても、「働いていたい」人や「社会貢献」「繋がり」の意識を持っている人の数が多いこと

「働かされている」のではなく「働きたいから働いている」ことが大切になりますよね。

自分と社会との繋がりを意識出来ると、「働くことに価値を感じる」ようにもなりますし

働くことに価値を感じることは、自分の人生に価値を感じること、満足のいく人生を送ることにも繋がるので

「働く意味」をお金以外に持つこと、「人との繋がり」や「世の中に与える価値」に焦点を当てることも重要になりますね。

・消費と生産のバランス

世の中は需要と供給で成り立っているもので、「人が求めるもの」が変わると「人に与えるもの」も変わりますし

人が求めたからこそ、世の中は便利になり、人は楽をすることが出来るように変わってきていますよね。

逆に考えると、需要が無ければ供給も生まれないので、世の中から急いでる人が少なくなると「新幹線」や「飛行機」や「ファーストフード店」の需要は減りますし

誰もが安心して暮らせる世の中であれば、奪い合いは生まれませんよね。

「お金のない世界」「お金の価値が高くない世界」に生きることは「与え合い」や「共創」の意識が大切になりますが

「人が豊かに暮らすことが巡り巡って自分が豊かに暮らすことにも繋がる」こと

「自分の生き方が周りの人にも影響する」ことを自覚している人は、消費と生産のバランスを見ながら、柔軟に生き方を変えていくことも出来ますよね。

・お金が無くなっても人は「働く」ことになる

例えば全ての人に平等にお金が配られるとして、人が働かなくてもAIが人の代わりに働いてくれるようになったとしたら、人は好きな時に好きなことをして生きていくことが可能になりますが

そうなった時には、きっと人は本当に人の為に働くこと、自分がやりたい事を選択するのではないかと思います。

マズローの欲求5段階説の中の「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認欲求」がAIの普及によって満たされる人が増えると

「自己実現の欲求」や「超越的な自己実現の欲求」といった成長欲求を持つ人、そこに焦点を当てる人が増え「創造的活動(仕事)」をしながら生きる人が増えるのではないか

というのは理想論ですが、無くもないかと思います。

「お金のない世界」を現実的に可能にするには「お金が無くても生活できる仕組み」を作ることや「足るを知る」ことが重要になるかと思いますし

実際にそうした生き方をしている人は、体感的にはお金のない世界に生きていることになりますよね。

「お金のない世界」でも「お金がある世界」でも、多くの人が平和に暮らす為には、平和に目を向ける人を増やすことが必要になるので

私たちは「みんな繋がっている」ことを自覚して、自分は自分に出来る事を考え、落ち着いて行動することが大切になりますね。

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