
「本来の自分に戻る」とか、「本当の自分で生きる」とか、「ありのままの自分でいい」とか
そうした言葉を聞いた時、「本来の自分とは…」と思考を巡らせることもあるかと思いますが、本来の自分に戻るということは「周りと繋がっている」状態であること
「自然な状態」とか「素の状態」だと考えると分かりやすいかと思いますが
例えば仕事から帰ってきて、家でリラックスしている時。
着飾る必要も自分を偽る必要もないプライベートタイムは「ありのまま」ですよね。
自分はいつでも周りと繋がっているものですが、本来の自分に戻る、といった言葉を使うときというのは基本的には「周りを信頼している状態」であり
そうした状態にあるとき、スピリチュアルな視点から言うと
「大いなる流れに乗る」とか「宇宙と繋がる」といった言葉で表され
現実的に言えば「目標に向かって一致団結している」といったイメージが分かりやすいので
自分自身と周りの現実がバランスよく調和している状態で生きることが大切なポイントになりますね。
*思い込みを手放す

人は生きている間に様々な思い込みや価値観を自分の中に蓄積していくもので、そうした「信念」が人の世の中を創っているのは間違いないですし
「思い込みを手放す」には、現実は自分の「望み通り」だと自覚し受け止めること、そして自分は自分が生きたい人生を生きることで
それが周りの人の生き方にも影響することに繋がりますよね。
「私たちはみんな繋がっている」ので、自分の生き方を変えることは周りの人の生き方を変えることにも繋がりますし
「自分が生きたい人生を生きる」こと、「それに繋がる行動を取る」ことがポイントになりますね。
*全ては繋がっている

人は生きている中で自我を確立することによって、「自分」と「他人」、「陰」と「陽」、「関西」と「関東」、「日本」と「中国」、という風に「分けて考える」事が出来るようになるもので
それによって「自分を確立させる」ことや「より自分に合う選択をする」事が出来るものですが
そうした自我で生きている状態から無我で生きている状態へとシフトすること
「全ては繋がっている」ことを自覚し、生きたい現実を生きることで
「ありのままの自分で生きる事」がしやすくなりますし
自分がありのままで生きることが、自分の周りにそうした人を集めることにも繋がりますよね。
*共同体感覚を持つ

「共同体感覚」を持つことは「全ては繋がっている」ことを自覚し
「自分の為が人の為」であることを理解していることや実感していることが大切にはなりますが
「本来の自分に戻る」には「共同体感覚」の理解、実感はとても重要なことになりますよね。
人は人の悲しみに共感したり、幸せに共感したり、そうした「共感する力」を持っているものですが
これが「共同体感覚」であり「本来の自分に戻る」ことに繋がる感覚です。
共同体感覚を持ちながら生きることで「気持ちが満たされる」ので、あまり「欲がない」とも言い換えることが出来るかと思いますが
共同体感覚を持ちながら生きる人が増えることで、人と自然との調和を大切にしながら生きることにも繋がりますよね。