
「人に与える人になりなさい」といった言葉や、「与えることで豊かになる」という言葉があるように
「与える」ということは前向きな言葉として使われることが多いですよね。
「人に与えられる人になる」ことや、「与えること」がいいとされるのは、自分自身が「人に与える」ことによって
自分自身も「満たされること」や、自分自身が「与えられる人である」ことに繋がるからで
例えば、自分の家族や友人に対して贈り物をしたり、感謝の気持ちを伝えることは、お互いに豊かな人生を生きることに繋がったり
感謝することで感謝された人が気持ちよく過ごすことに繋がると、それは感謝の気持ちを世の中に広げることにも繋がりますよね。
つまり自分自身が現実に対して「何を与えているか」「何を受け取っているか」というのは
目に見える「お金」や「物」以外にも、「雰囲気」や「気持ち」や「立場」などの目に見えないものにまで及ぶので
自分が普段の生活から「受け取っているもの」に目を向けることで
自分が「望むものを受け取る」ことや、「望むものを与える」ことで、より生きたい現実を生きることにも繋がります。
*与える=受け取る

世の中には「与えるだけの人」も「受け取るだけの人」もいないもので、人は日々の暮らしの中で、周りの人に何かを与え、そして何かを受け取っているものですよね。
それは例えば「安心」だったり「感謝」だったり、時には「不安」や「心配」だったりすることもあるかと思いますが
「人に愛されたいと思うなら、自分から人を愛すること」
「人に与えられたいと思うなら、自分から人に与えること」が大切なのは
「愛されたいと思う人」を愛することや、「与えられたいと思う人」に与えることができるようになるには
「愛されたいと思う人」が「愛されていると感じている時」で
「与えられたいと思う人」が「与えられていると感じている時」だけなので
「愛されたいと思っている人」は「愛されたいと思う出来事」を受け取っていて
「与えられたいと思っている人」は「与えられたいと思う出来事」を受け取っていると気づくことで
自分自身が本当に望むものを「人に与えられる状態」であることや、それを「人から受け取ることができる状態」であることが
本当に望むものを「与えて受け取る」為には、大切なポイントだからですね。
*与えられるから受け取れる、受け取れるから与えられる

「誰かに愛されたい」と思う人が愛されないのは「愛されたいと思うから」
「人から与えられたい」と思う人が与えられないのは「与えられたいと思うから」
つまり「人は自分が感じていることを引き寄せる」ことになる
というのは、引き寄せの法則の大原則ですが、自分が人を愛している時には相手に愛されたいとは思わないものなのですよね。
ただ愛することに喜びを感じるように、人に与える時には自分自身が「本当に与えたいもの」を感じているなら、自然と与えられるものなので
自分が豊かに生きているからこそ、人の豊かさを自分のことのように喜べるように
自分自身が与えられる状態で居られるように「与えることが大切だ」と言われますし
自分が「与えること」を意識しながら生きることで、より自分が生きたい現実を「受け取ること」に繋がります。
*与えたものを受け取っていると実感する

与えることと受け取ることが、同時に起こるのということは
自分自身が普段から「何を与えている人で在るのか」、といった「在り方」「生き方」によって
現実から自分が「受け取るもの」が変わることになる、ということなので
自分が現実から「何を受け取るのか」を変えることで、自分が現実に対して与えるものを変えることにも繋がります。
世の中は全て繋がっているものなので、自分が幸せに生きることが人が幸せを受け取りながら生きることに繋がりますし
自分が豊かに生きることが、人が豊かさを受け取りながらに生きることに繋がり
自分が感謝の気持ちを持って生きることが、人が感謝の気持ちを持って生きることに繋がりますよね。
何をよしとするかはそれぞれですが、人は自分が生きたい現実を生きながら、「自分が与えたいものを与えて、受け取りたいものを受け取っている」ので
自分が与えたいものを受け取ってくれる人と付き合うことも大切なポイントになりますね。
*受け取りたいものを与えること

自分が生きている現実というのは、自分が与えてきたもので出来ていると捉えることも出来るので
自分が生きたい現実を生きる為には、自分が生きたい現実に繋がるものを与えることがポイントになります。
普段から人は何かを「与えながら受け取っている」ものですが、それを自覚しながら生きることで、より生きたい現実を生きることに繋がりますし
例えば「買い物をする」ことや「外食をする」ことで、そのお店に貢献したり、自分が気に入っているお店を創る要員になることで
お店を続けたい人が続けることが出来ると、そのお店に通い続けることが出来ますし
それは「与えることで受け取る」ことに繋がりますよね。
世の中は誰かが必要としたものや望むもので出来ているものなので、自分は自分が生きたい現実を生きることで
より生きたい現実に繋がるものを「与えながら受け取る」ことが出来るので
「与えること」や「受け取ること」を特に意識しなくても、自分が生きたい現実を生きること
行きたい場所へ行き、食べたいものを食べ、着たい服を着て、やりたいことをして生きることで、自然と「与えながら受け取ること」を選択してみてはいかがでしょうか。